いま、NFL(アメリカのプロアメフトリーグ)が佳境にさしかかり、
NHKの放送を毎週欠かさずに見ているのですが、
担当する解説者によって、その試合の面白さは全然違ってきます。
そうですね、感覚として、3倍は違ってくるでしょうか。
同じ試合でも、
解説者のコメントが的確で、勢いがあり、示唆に富んでいるだけで、
その場で実際にプレーしているようなライブ感を味わうことが出来ます。
具体的には、
河口正史さんと、輿亮さんのときは、
放送の冒頭で解説者の名前が告げられたときに、
「よしっ!」とガッツポーズしてしまう、
それぐらい違います。
似たようなことは、もちろん、
プロ野球の解説でもあります。
で、このように、
コンテンツを媒介する人、
その人の味つけでぜんぜん印象が違ってくるものとして思い浮かぶのが、
翻訳者。
以前、ある映画を見て興味を持ち、
原作小説を買ってみたら、
あまりに翻訳がひどくて(古くて?)、
読めなかった記憶があります。
作品をイチから作る人(選手・作者)も大切ですし、
作品を届ける仕組み(放送局・出版社・アナウンサー)も大切ですが、
解説者・翻訳者・アレンジ・コメントなど、
ともすると見逃されがちな役回りの人も、
作品の価値に大きく貢献しているよなあ、などと、
思いながら、毎週手に汗を握っています。
※分かりやすく伝える、
オリジナリティのある味つけを心がける、
本を書くときにも、気をつけています!!
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