男にとっての仕事とは、「高校の部活」ではないかといつも思います。
一つの目的に向かって、主に男たちが寄り集まって、監督の指示のもと、一丸となって目的達成を果たす。
そのときには、意志は上意下達であり、犠牲はつきもの。それでも、チームが勝てばそれでOK。
むさ苦しかったり、先輩が後輩に幅をきかす(ホモソーシャルと呼ばれる日本独自の文化。テレビの中の吉本興業にもよく見られる)ところや、運動部に入って、インターハイを目指すだけで、親はなんとなく安心し、女子うけがいいところも似ています。
とおもえば、男たちが、「インターハイに出るまではつきあえない」などと変なことを言い出して、恋愛と両立しようとしないところもそっくりです。
「私のことはいいから、部活がんばって!」ではなく、「いやいや、当然、部活も私も両方見てよ」あるいは「一緒に国立競技場目指すか!?」というふうに、女性のメンタルが変わってきていることは、とてもいいことだと思います。
男子バレー部が、うまく混合バレー部に生まれ変われるか。今の日本企業の飛躍のカギはそこにあるように思います。
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