会話の間合い:引きつけてキャッチするだけで十分。

先日、このブログでもたびたび紹介している、

柳原敏正さんの合宿に行ってきました。

趣味として取り組んでいるテニスですが、

そこから直接・間接的に学ぶことは多々あります。

今回も、いろいろと気づいたことがあるので、

ひとつお伝えしますね。

テニスをはじめとする大抵のスポーツでは、

「間合い」が大事な要素になってきます。

相手との距離、ボールとの距離、タイミングなど、

「間合いこそがすべて」という人もいるぐらいです。

とくに、自分のスペース・間合いにきちんとボールを引き込み、

一旦キャッチするようなイメージを持ち、

そのうえで返す感覚がとても大事になります。

ところが、僕を含め、大抵の素人プレイヤーは、

間合いが浅く、自分のところに引き込むことができません。

というのも、ついついなるべく早く返そう、

振り遅れないように処理しようとしてしまいがちだからです。

が、これでは体重の乗った、いいボールを打つことはできません。

そこそこ返球できるのですが、そこそこどまりですし、ミスも多くなります。

ボールをあわてて前の方でひっぱたくのではなく、

自分の懐に引きつけて、体全体の力を伝える

(そうしても、実は決して遅くない。

かえっていいボールが飛んでいく)ということが大事になります。

恋愛におけるコミュニケーションも同じことが言えます。

大抵の人は早いタイミングで、ぽんぽんと話しすぎで、

傍から見ると、慌ただしい印象を与えてしまいます。

間合いの浅いコミュニケーションは、

言葉に重みがなく、あまり相手に刺さりません。

早く言い返さなきゃ、早く気の利いたこと言わなくちゃ、

と思うがあまり、相手の言葉をひっぱたくのではなく、

じっくりと自分の間合いに引きつけて、心のこもった言葉を返す。

逆に、無理に返そうと思わなくても、

きちんと受け止めれば、自然といい言葉が返っていく。

これが重要です。

テニス同様、自分が思ってるよりもゆっくりとひきつけてだいじょうぶ。

「ちょっとこれじゃあ、バカみたいかな」

「頭が悪いと思われないかな」というぐらい、

ゆっくり、じっくり、相手の言葉を引き込み、間合いを深くして、

コミュニケーションを取るように、心がけてみてください!

とくに初デートなどの緊張した場面では、

ただでさえ、慌ててしまいがちですから、

なるべくじっくりと、自分の間合いに引き込むことだけを、

考えてみてくださいね!!

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