西原理恵子「働くことは生きること」

漫画家の西原理恵子が、朝日新聞の求人広告企画で、

いい話をしていたので、

探してみたところ、WEB上で読むことができました。

男も女も一生稼ごう 西原理恵子

・働くことは生きることです。人が人であることをやめないために、人は働くと信じています。

・お金って自由を買えるもので、それで大人になって、自分で行動範囲を広げていけるもの。

彼女は僕の好きな漫画家のひとりです。

最近では、

「ぼくんち」

「崖っぷちのエリー ~この世でいちばん大事な「カネ」の話」

「毎日母さん」

などの原作者として、知っている方も多いのではないでしょうか?

出身は高知県。

高知県といえば「よい夫」力が日本で最下位で、

女性が強く、離婚も多いという知る人ぞ知る県です。

だからというわけではありませんが、

彼女の作品には、タフな労働観、肝っ玉な人生観が、

色濃く反映されていて、

読むと背筋がしゃんと伸びる瞬間があります。

ぱっと見、過激なユーモアの中には、

あたたかで豊かで、広大な愛情を感じることができます。

絵柄で敬遠してしまうこともあるかと思いますが、

作品(初期)によっては、見やすいものもあるので、

ぜひ!

ぼくんち―スピリッツとりあたまコミックス (1)/西原 理恵子

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