相談する立場。

昨日は、キャリアカウンセリング協会主催の、「クライアント役講習」に参加してきました。

クライアントとは、いわゆる、「えっへんとした仕事先の人」(そういう講習も楽しそうですが)という意味ではなく、「相談する側の人」という意味です。

実際に、悩みを抱えて(いる設定で)カウンセラーに相談する。そのときに芽生えた気持ち、応答に対する反応、それに敏感になるトレーニングになります。

これは実際には、カウンセラー養成講座における、ロールプレイ(これも、いわゆるゲーム的なあれではなく、演習のことです)にて、相談者役をプロフェッショナルとして担当するための訓練でもあります。

テーマを設定して、それについて悩んでいるという気持ちをセットしてから、カウンセラー役の人に対峙し、相談していくのですがこれがまた難しい。

自分なりに結論をもってしまっているテーマでは意味がないし、かといって、想像もつかないアンリアルな設定でも意味がない。

悩ましくも有意義な3時間でした。

そこで見えてきたものは、カウンセラーの一挙手一投足、ひとこと、ひとつのみぶりで、僕たち人間の感情がどれだけ左右され、話す気が起きたり、逆にうんざりしたりするということで、当たり前のことではあるものの、身が引き締まる思いがしました。

恋と仕事のキャリアカフェでは、人間関係の変化の多い春の時期に、ちょっとしたお悩みを抱えた皆さんの相談をお待ちしております!!
http://www.ebisu-career.com/
!