昨日は、
大正大学キャリア講義、「ニュースって面白い」の第3回目でした。
今回から、ひとつのトピックを取り上げてディスカッションしましたが、
最初のテーマは「普天間基地移設問題」。
しょっぱなからハードなテーマとなりましたが、
今回、この問題を取り上げてみて、
あらためて、政治ってなんだろう?ということを考えてもらいました。
普天間問題が複雑で、グレーで、先行きが不透明になっていることの
最大の要因は、その関係者の多さにあると思います。
連立与党、
沖縄(県知事、宜野湾市、名護市)
徳之島
米国・・・
それぞれの思惑と利害が、うごめく、
とても「政治的」なトピックだと思います。
複数の関係者の利害や思惑を、
交渉し、調整し、なんとか落ち着きどころを見定めつつ、
全体として少しでもいいと思う方へ動かしていく。
そこにエネルギーを使うということが、
まさに「政治」なのだと、再認識させてくれる問題です。
学生のみなさんも、
会社員となれば、多かれ少なかれ、調整、交渉、社内政治と、
政治的なものと向き合わざるを得ません。
今回のゴタゴタから、「オトナの世界」の匂いの一端でも、
かぎ取ってもらえればと思いました。
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