以前読んだ本の一節に、こんな趣旨のことが書かかれていました。
「人は、失敗の反対、逆の結果として成功があるという風に思いがちだけど、そうではなくて、失敗→失敗→失敗・・・・失敗→成功なのだ」と。
もちろん、失敗をすると恥ずかしいですし後悔もします。「ああしておけば成功できたんじゃないか」「こんなことなら行動しなければよかった」などとくよくよ考えてしまいます。
が、失敗をある程度重ねないと成功しないのだと割り切れば、「はぁ、いやになっちゃうけど、成功のためだからしかたないなあ」あるいは「はい、これでまた一歩成功に近づけました!」と思えるかもしれません(ま、なかなかそうは簡単には割り切れないのが、悩ましいところですが・・・)。
僕自身、その本に書かれていた、
「× 失敗←→成功
○ 失敗→失敗→失敗→・・・・→成功」
という図を、時折思い出しては、つい折れそうになる「挑戦したい」という心を励ましています。
昨日、友人と話していると、一人暮らしを始めるべく家を探しているとのこと。
物件選びは、一大事だし、お金もかかるし、毎日の生活のことだし、できればほんとうに失敗したくないことの一つです。ですが、こればっかりはまさに「一度住んでみないとわからない」「失敗しないとわからない」ことの最たるものかもしれません。
転職、開業、留学・・・。失敗したくないという思いから、それよりはこのままでいいや、と諦めてしまうのではなく、せっかく自分が明るい気持ちで思い立った人生の選択・トライにむけて、一歩を踏み出すための手助け。そんなようなことも、「恋と仕事のキャリアカフェ」では行っています。