「えっと、まだ2月ですよね?」と空に向かって確認したくなるぐらい暖かかった先週の土曜日、以前取り上げた「煩悩フリーの働き方。」の著者・小池龍之介さんの主宰する座禅体験に参加してきました。
朝9時からということで最初は眠気との闘いになってしまったのですが、3回目のセッションで、ようやくおぼろげながら、「うーん、こういうことですか?」というぐらいには、禅の感覚を感じることができました。
詳しくはこの場では語りきれませんし、もちろん「悟り」とかそういうレベルにはほど遠い話なのですが、カラダとココロとアタマのバランスの取り方について、いくつか自分なりの発見を得ることができました。
小池さんは、サラリーマンを経たのちに僧侶になられた方で、初めての私にとってもなじみやすい言葉(いわゆるお坊さんの言葉ではなく)で、座禅のコツを解説してくれたのでとても分かりやすかったです。
なにかの思いや悩みに執着すると(あとから考えるとたいしたことでもないのに)そのときはぐっと気持ちが辛くなり、同時に体(筋肉に来る人もいれば、胃腸に来る人もいます)も緊張します。その緊張をほぐすのにはいくつかのアプローチがあると思うのですが(ストレッチやヨガ、フィットネスもそのひとつです)、日本人に昔から支持されてきた「仏教」の看板メニューのひとつ、「禅」のアプローチを取り入れるのは、私たち日本人にとって、「あり」なのではと自然に思いました。
難しい話抜きに、休日に早起きして、静かな畳の部屋の中であぐらを組み、目を閉じて静かな呼吸をゆっくりと繰り返すのは、純粋に気持ちのいいものでした。最後に食べた玄米粥とぬか漬けの、まあおいしかったこと!!
今回は残念ながら奥様が体調を崩したため来れなかった友人と、また訪れてみようと思っています。