懇意にしている友人、田坂苑子さんが翻訳された新刊、
「なぜ女は男のように自信をもてないのか」(CCCメディアハウス)が発売となっています。
男性と女性、自信と心理、となれば、関心ジャンルのどストライク。
現在、むさぼるように読み込んでおります。
翻訳ものながら、文章は流れるようにスムーズで、頭に入ってきやすいですし(翻訳者の明晰さを感じます)、
テーマも、変に力の入ったフェミニズムではないので、男女論に関心のない人でもとっつきやすいはず。
というのも、原題は「THE CONFIDENCE CODE THE SCIENCE AND ART OF SELF-ASSURANCE–WHAT WOMEN SHOULD KNOW」
「自信の科学」とでも意訳できるでしょうか(できないでしょうか)。
イメージとしては、数年前の大ベストセラー、「選択の科学」(シーナ・アイエンガー)を思い出させます。
自己効力、自信、モチベーション、成果の出し方など、心理・教育に関心のある人はもちろん、
ビジネス視点でも役に立つエピソードが満載(まだ途中ですが)。
シェリル・サンドバーグも、ヒラリー・クリントンも、メルケル独首相も、IMF専務理事ラガルドも登場し、
全米でベストセラーに。
この春、大注目の一冊です(本気で)。
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●女性は自信がないことで、給料が男性より30%も低い。
●数学のテストの前に性別を聞かれただけで、女性は無意識のうちに出来が悪くなる。
●遺伝子で自信のあるなしが決まる。
アメリカで物議を醸した「自信」論争の発端となった一冊。ニューヨークタイムズ・ベストセラー!
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