感情をコントロールするカギは「口元」にあった!

笑顔ですごせる時間を多くすると、心はそのたびにのびのびとゆるめられます。ですから、どんなときにも表情を「笑顔」にしてしまうのはとてもオススメ。具体的には、口角を「ニッ!」と引き上げるようにします。

むずかしいことを考え込むと眉間にしわが寄ったりしますよね。ミスの多い仕事先に対しては、ついつい目がつり上がってしまいます。こうやって表情がカリカリすると、どんどんあなたの心はこわばってしまうのです。表情と心の結びつきはとても大きいんですよ。中でも口元は、心の動きを大きくコントロールするパーツです。
 
「あ、私、いまむずかしい顔してるな」「いま、ため息ついちゃった」と気づいたときには、すさかず口角を引き上げて笑顔を作り、「ん? 楽しいのかな?」と頭に錯覚させます。大ぶりスマイルが苦手な人は、「てへっ!」と照れ笑いのように笑うのでもOKです。

また、口を半開きにするのもオススメですね。

大舞台を前にドキドキしたり、考え事をしすぎて寝れなくなったとき「よし! がんばるぞ!」「早く寝なきゃ」と口元を引き締めると、かえって緊張が心に伝わってしまいます。
 
そんなときはいっそのこと、口元をだらーんとゆるめてしまいましょう。笑顔よりも、見た目はよくないかもしれませんが、即効でリラックスできます!

あるときは口角を上げてニコニコサインを脳に送り、あるときは口を半開きにして心身ともにリラックスさせる。

そうやって、表情をうまく使いながら、心のうるおいを保ちましょう!

■連載サイト ローリエ(excite)
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