二人の石工 | 五百田達成オフィシャルブログ

　「二人の石工」という有名な寓話がありま
す。
　
　一人の旅行者がバルセロナのサグラダ・フ
ァミリアを訪れた。道端で一人の石工が石を
削っていた。彼はその石工に声をかけた。
「あなたは、いったい何をしているんです
か？」するとその石工は、迷惑そうにこう言
った。「見て分からないのか？　石を切って
るんだ。邪魔だから、あっちへ行ってくれ」　
慌ててその場を離れ、しばらく歩いていると
別の石工が同じように石を削っていた。彼は
尋ねた。「あなたは、いったい何をしている
んですか？」するとその石工は、誇らしげに
こう答えた。「よくぞ聞いてくれました。私
はいま、塔を建てています。世界で一番美し
い大聖堂を作っているんです」
　
　これは「いま行っていることの意味・目的
を知っていれば、モチベーションが高まる」
ということを伝えるためによく用いられる
話。
　
　さらに言えば、人に仕事を教えるときに
「これをやれ」ではなく・・・