★★★★★★
7月7日(日)
心理カウンセラー塚越友子さんと、
出会いに役立つ話し方セミナー開催!!
↓詳細はこちら↓
http://ameblo.jp/iota-s/entry-11548211201.html
★★★★★★
●恋愛運がないのは運命!?
私は一生独身なのでしょうか!?
本屋さんで五百田さんの本を買わせてもらってからのファンです。
私はほんとに恋愛運がないんです。好きになる人とはうまくいかない運命なのかな~とも思います。私はほんとに一途で、告白してフラれたら長い間引きずりますが、好きになったら告白しないと気が済まない性格なので、今までほぼ必ず告白してきました。
しかしながら最近は、何もうまくいかずに自信もなくしています。でも、両想いになりたいし彼氏を作って普通に恋愛がしたいです。
私、男性の年収や職業にこだわってないんですよ。相手が好みのタイプだったら、何でも我慢できる自信もあります。
どうして私の気持ちは好きな人に届かないのでしょうか?
(34歳・派遣)
●中学生レベルの恋愛観は卒業して
オトナな人づきあいを。
恋がうまくいかない。好みのタイプの人と両思いになれなくて苦しい。なにが悪いんだろう? つい悶々としてしまいますよね。
好みのタイプだったら他のことは我慢できる。それぐらいあなたにとって、恋愛は大事なことのようですね。
ちなみにそのタイプとはどんなものでしょうか? 「ルックス」とか「話し方」? 「優しい」とか「雰囲気」? 「細マッチョ」とか「メガネ」?
もちろん、それが悪いとはいいません。恋愛体質なあなたは、ドラマのような素敵な恋をしたいのだろうな、ということは伝わってきます。
ですが少々、恋愛に幻想をいだきすぎのように感じます。恋がしたい、とにかく恋がしたい、ときめく恋がしたい、ドキドキする恋がしたい……。恋に恋している状態は、まるで小学生や中学生のよう。
恋に恋するがあまり、相手を見ない。だからいい面だけをみて、それ以外のことは「我慢できる」などと傲慢なことを平気で言えてしまう。そういう状態に陥っているような気がします。
「どうして気持ちが届かないか」に答えるとすれば「それは気持ちではなく、欲だから」でしょう。
「あなたのことが好き、大事にして、幸せにしたい」ではなく「あなたのことはどうでもいいので、とりあえず理想の恋がしたい」は、相手に届かなくて当然(仮に届いたとしても、いいおつき合いにはならなそうです)。
厳しいことを言えば、34歳にもなって「恋愛運」や「運命」で恋を語り、生き方は人それぞれということを分かってか分からずか「普通の恋愛」などと言ってしまうのは、ちょっと驚きでした。これでは10代ならいざ知らず、オトナの恋愛はできないでしょう。
唯一素晴らしいと思った「自分から積極的に告白する」という長所も、もしかして「自己満足のための告白なのでは?」と疑いたくもなってしまいます。
ではどうすればいいのか? 基本的なことになりますが、もっときちんと相手を見てください。
好きじゃない人とも、同性ともきちんと話してみてください。好みのタイプじゃない人とも、デートをしてみてください。好みのタイプなんてあいまい(言葉遊びのようなもの)ということに、早く気づいてください。「きゃー、かっこいい!」ではない「愛する」という感情を感じてください。人づきあいを生活の中で考え、職業や収入にも(もちろんそれ以外のことにも)きちんと目を向けてください。
そうやって、自分の中でできあがっていた「恋愛ってこういうもの」「恋をしなければ人生じゃない」という思い込みを少しずつ壊していきましょう。「どうして自分はそんなにも恋愛したいのか」「男性から認められたいのはなぜか」を見つめていくのです。
それは地道で気長な作業です。「そんなことよりも手っ取り早く彼氏が欲しいんんだけど(しかも素敵な)」という気持ちはよーく分かります。でもいまのままでは、いいおつき合いは不可能でしょう。1~2年を覚悟して取り組んでほしいと思います。
そのうち「はー、恋愛ってなんだかめんどくさそう(でも楽しいよね)」「人生って、いろいろだ(正解なんてないんだな)」と思えるようになってきたころ、ようやくいい恋愛ができる、かもしれません。
とりあえず今後、夢見がちなディズニー映画やベタベタの恋愛ドラマは禁止です!
!