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ジムに通ってみたけれど長続きしなかった……。貯金を始めてみたけれど挫折してしまった……。新しいダイエット、合コン強化月間などなど、「三日坊主」で終わってしまったこと、ありますよね?
もう少し大きな話だと、勤めた会社をすぐに辞めてしまったり、彼氏となかなか長続きしなかったり。親や友だちも「また~?」と眉をひそめたりします。
そんな自分を「続かなかったなあ」「がまんが足りないのかな?」などと責めてしまうこと、ありませんか?
あるいは逆に、あなたは一度始めたことはとことんがんばるタイプで、「途中で投げ出すのはよくないこと」と信じているかもしれませんね。
「三日坊主」という言葉には、とかく「だらしない」「根気が足りない」というイメージがつきまといがちです。ですが、「三日坊主」はそれだけでとてもすてきなことです! というのも、「三日坊主」な人は、たったの3日間とはいえ、実際に行動しているから。
「続かなかったけれど、ともかくいったん始めてみた」という人は、「考えに考えたうえで結局まだ始めていない」人にくらべて何百倍も価値があります!
もちろん、結果的に長続きしたらそれはそれで素晴らしいことなわけですが、「向いていなかったらすぐにやめる」という諦めのよさもとても大事(日本人はこの「撤退する」がとても苦手と言われています。いちど始めたら辛くても続けちゃうんですね)。
人生のそのときどきで、価値観が変わってくるのは当たり前のこと。逆に、「あの人は昔から変わらないねえ!」と言われるほうが不自然なのです。
刺激を受けたり、知識を得たりして少しずつ変わっていくのが、オトナになるということ。そのためにも、いろいろなことにトライすべきなのです。
あれこれと手を出すこと、三日坊主を恐れないこと、迷走する勇気を持つこと。五月病で心が滅入りがちないまこそ、心がけてみてください。
■連載サイト ローリエ
http://www.excite.co.jp/News/laurier/author/iota/
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