小さいころから、長時間通学・通勤でした。
小学生のころから塾へ80分。
中学・高校は電車の乗り継ぎが悪く、70分。
大学は90分で、会社は105分。
8歳か9歳のころから乗っていた小田急線は、
もう古い友人のような存在です。
都心に住むようになって、10数年がたちました。
いまでは、少し長く電車に乗るだけで、
「遠いなあ」と思うように。
最近、大学生の友人と話していたら、
「これまで徒歩通学しか経験したことがない」
とのこと。
彼女が思春期に見てきた風景と、
僕が見てきたものは、きっと大きく異なるはず。
もてあます時間、読書と思索と居眠りと居眠り、
潤沢な家族との時間、フットワークの軽さ、人混みへの繊細さ。
どっちがいいとか悪いとかではなく、
人格形成期にひとりで電車に長く乗っていたかどうかは、
大きな影響を与えそうです。
便利さとひきかえに失ったものなどと、
おおげさなことを言うつもりはありませんが、
今でも突然、特に冬の夜に、
人気のないホーム、
次々に閑散としていく車内、
うすぼんやりとした蛍光灯、
そういった風景がまぶたに浮かぶことがあります。
いつも寒かったし、眠かったような気がします。
幸い、おなかは空いていませんでした。
みなさんの青春時代は、
長距離通学でしたか?
それとも??
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