単に人並み外れて好きなだけ。

★★★★★★「私の何がイケないの?」特番放送まで、あと4日!!★★★★★★

スポーツ選手の活躍を描いた

ドキュメンタリーなどを見ていると、

「小さい頃から努力を重ねてきた」

「鍛錬を怠らない」

「常に成功したビジョンを頭に描いている」

「強い意志を持って、やるべきことをこなすだけ」

といった、前向きで力強い、

自制心と自律心に富んだコメントを聞くことがあります。

それらは、

ビジネスマンの心を刺激するのか、

しばしば、仕事のやり方、生き方の参考にされることがあるようです。

ところが、

そうした言葉や生き方がプレッシャーになってしまう人は多く、

「努力しなければ、成功はつかめない」

「文句も言わずにひたすら打ち込まないと、幸せになれない」

と思い込んでは、気乗りのしないこと(仕事や婚活)に、

励もうとし、そのうちウンザリしてしまう、

そんな繰り返しに陥っているまじめ女子は少なくありません。

スポーツ選手のドラマや、

起業家の精神は、

話半分に聞くのがよさそうです。

あるいは、よくできたフィクションとして。

おそらくは、

彼らはなによりも、そのことが好きなのです。

より遠くへボールを飛ばすこと、

より強く体を鍛えること。

それがあまりに好きで、あまりに好きで、

ついついやってしまっているだけです。

(というか、その要素がかなり強いはずです)

実際に成功している人の

伝記やインタビューを読んでいると、

そのことがよく分かります。

彼らは、努力家なのではなく、

単に好きなのです。人並み外れて。

でなければ、努力なんてできません。

このことから学ぶべきは、

「そっか、好きなことを見つけなきゃいけないんだ」

ということではなく、

「そうでもないことを、

無理矢理に、自分を殺して努力しても、

決して、イチローや長友や長谷部のようはなれない」

ということであり、

「努力、我慢、イメージ、日々の心がけは、

そんなに大事ではない。それでできることはたかがしれている」

と、自分を許してあげることです。

仮に、

「毎日100回、10年間、

これをこうしたら

(たとえば100個の米粒に字を書いたら、

たとえば50キロ走ったら、

たとえばカレーを3食食べたら)

絶対に幸せになれる」

という成功法則・作業があったとしても、

(実はそんなもの、世の中にはないのですが)、

それが、あなたにとってどうも気乗りのしないもの、

苦痛でしかないものだったら、

絶対に、確実に、続かないはずです。

続いてる人、

成功している人、

楽しそうな人、

名声を得ている人は、

努力家で、見習うべき存在なのではなく、

たまたまそのことがものすごく好きで、

さらにたまたま運がものすごくよかった、

いわば、宝くじに当たった人のようなもの。

お手本にしたり、

その人と比べて、努力できてない自分を嘆いたりするのは、

圧倒的に間違ってます。

★★★★★★「私の何がイケないの?」特番は1月12日19時から(TBS)★★★★★★

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