月別アーカイブ: 2010年5月

「毎日が楽しい」以上のことはあまりない。

恋と仕事のキャリアカフェ」に相談にいらっしゃる方の中に、

「毎日はそこそこ充実してるんだけど、このままでいいのかな?」という

方が多くいらっしゃいます。

こんな毎日を送っていて、将来だいじょうぶなのか。

先々のことをちゃんと考えなくてはいけないのではないか。

そう考え始めると、不安になる、そういうお気持ちのようです。

ですが、将来のことは、

なかなか、設計しようがありません。

特にこんな時代ですと、恋愛も仕事も、

プランしようにも不確定要素が多すぎます。

(恋愛は相手あってのことなので、特にそうですね)

ですから、毎日が、この一瞬一瞬が楽しいということの、

連続以上に素敵なことはあまりなくて、

逆に言うと、その延長にしか、将来の幸せはないと思います。

事実、そうやって毎日が楽しい方は、

表情も明るく、エネルギーに満ちあふれ、

将来何が起きてもだいじょうなオーラを感じます。

逆に、

「将来のことはきちっと設計しているんだけれど、

気ばかりあせってしまって、毎日が楽しくない」という方のほうが、

自分で設定した目標に縛られてしまっている分、

悩みは深刻のように思います。

恋と仕事の幸せは、

得ようと思って得るのではなく、

気づくと得ていた、そんな感じで手に入るものなのでは、

と実感しています。

またまたテニスのたとえで恐縮ですが、

「コートに入れよう」と思って打つ球はかえって入らず、

ボールだけ見て、気持ちよく打てた球は、

結果として、素晴らしい弾道でコートに入る。

そんな感じです。

無心、集中、執着を手放す、アタマで考えずココロで感じる・・・。

いろいろな言い方がありますが、

要はそういうことのようです。

(とはいえ、これが実に難しいのですが。。。)

今日はとてもいい天気。

ぜひ、窓から空をぽかんと見上げてみてください。

(いっそ、口をだらしなく開けるのも楽しそうです♪)
!

勝ち・負けから自由になる。

勝ち・負け、って分かりやすくていいですよね。

勝ったほうがうれしいし、

負けると悔しい。

でも、多数派・少数派と同じく、

勝った・負けた、

人より幸せ、人より不幸、

それを気にしていると、

キリがありません。

さらには、

勝った・負けたの基準も、

小さいころに比べて、どんどんあいまいになっていきます。

一見、勝っていたり、優れていたり、

成功しているように見えて、

その実、いろいろあったり。

そういう、勝ち・負けの概念の複雑さを感じ、

「あれ。もしかしたら、そういうのじゃないのかも・・・」、

そう気づく過程こそが、

人生なのだいうこともできるような気がします。
!

ポイントは「そこ」ではない可能性。

「これさえうまくいけば!」

「今回はここを気をつけよう」

そう思っていろんなことにトライしても、

全然うまくいかないことってありませんか?

僕はよくあります。

とくに趣味のテニスで、そういうことが多いです。

やってもやってもうまくいかなくて、

あきらめかけたときに、

別のことを気にしてみたら、あら不思議、

悩んでいたのがウソのようにうまくいったり。

今朝は早朝からテニスだったのですが、

課題としていたフォームを気にするあまり、

腕先に力が入っていたようで、

終わりのほうに、それに気づき、

だらーんとリラックスさせたところ、

面白いようにサーブが入りました。

大事なのは、

「ここさえクリアになれば」と執着しないこと。

「なんでこれがうまくいかないんだ」とイライラしないこと。

「じゃあ、試しにこういうことに気をつけてみようか」

とバリエーションを持つこと。

恋にも、仕事にも役立つような気がするのですが、

いかがでしょうか?
!