月別アーカイブ: 2010年4月

他人には分かって貰えない悩み:人生の転機を迎えて。

先日、個別相談(恋×仕事メニュー)にいらした方から、

とてもうれしい感想メールをいただきましたので、

許可をいただいた上で記事として公開いたします。

当日は、

「自分の身に起きたあることをきっかけに、

これからの生き方について迷ってしまって」

という旨のご相談を受けました。

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行く前は、自分の悩みが特殊なような気がしていました。

周りの友達にも分かって貰いたいような、

でも、分かって貰えないような気がしていて

孤独な気持ちになることが多く、

そんな風に閉ざしている自分がまた嫌で、

憂鬱になっていました。

五百田さんと話したいと思ったのは、

実は純粋なカウンセリングというよりは、

今の私と同じ境遇の人の気持ちを

五百田さんなら知っているのではないかという期待感からでした。

(私よりも沢山の人と話したことがあるだろうから)

でも、カウンセリングを受けて、

五百田さんが真摯に自分のエピソードを話してくれたり、

「たとえ何もなくても、

30代中盤というのは人生に転換期になりやすい」

という話をしてくれたりしたことで、

ふっと自分の悩みを

他の人と関連づけることができたような気がしました。

「分かって貰えない」と思うこと自体が

孤独で悲しいことなんだと思い、

また内容は違っても、きっと周りの人も、

「分かって貰えないに違いない」

というような悩みを抱えているんだろうなと思い、

そのことで

自分が一人で悩んでいるのではないように思えました。

当初は、「こういう風にしたら?」というような

具体的なアドバイスを貰いたいと思っていたのですが、

それとは違うセッションになったのに心が晴れたのは、

多分、悩みすぎて森ではなく木しか見えていなかったことに

自然と気づけたからだと思います。

何かあると、

自分も変わらないといけないような気がしてしまうものだけれど、

振り返ってみれば、

私にも、色々な転機があったけれど、連続していて

だから、今も、同じように積み上げていくように、

生きていけばいいんだな、

と、五百田さんの話を聞いて思いました。
!

難しいことにチャレンジしてうっとりしない。

難しいことを目の前にすると、

人は「よーしやってやろう!」と思いがちです。

「これを乗り越えてやろう!」と。

でも、そのとき、

いい努力をしているか、

自然にがんばりたくなるような感覚で、

ついついがんばってしまう感じなのか、

あるいは、

つらいんだけど、向いてないんだけど、

これが成長につながるし、と

自分を追い込んでがんばるのか、

では、ずいぶん違うような気がします。

後者のがんばり方だと、

悲愴感としんどさで、

ひとときうっとりしていまいますが、

結局たいした結果は出なくて、

乗り越えたようでいても、

それはあまり自分の身になっていないような。

前者のような、

自分にとって自然なスタイルで、

つるつるとがんばる。

これが理想ですよね。

まじめすぎる性格の方なら、

「ちょっとズルしてるかな」

「楽ちんなことで自分を甘やかしてるかな」

そう思うぐらいでちょうどいいのかもしれませんね。

ワクワクするがんばりか、

歯を食いしばって乗り越えるがんばりか。

自分ではよく分からないかもしれませんが、

周りの評価も、

結果的に前者に向けられることが多いように感じます。

好きこそものの上手なれ。

楽しんでがんばりましょう~~。
!