五百田 達成(いおた たつなり)
1973年生まれ。東京大学教養学部卒業後、角川書店・博報堂・博報堂生活総合研究所を経て、現在は「コミュニケーション」や「恋愛・結婚」をテーマに執筆や講演を行う。
同時に「恋と仕事のキャリアカフェ」を主宰し、「自由でしなやかな生き方・働き方」を広めている。米国CCE Inc, 認定GCDFキャリアカウンセラー。
著書に「一瞬で幸せ本能がめざめる 心のゆるめかた」(中経出版)、『2回目のない女』を卒業します!」(メディアファクトリー)、「黒リッチってなんですか?」(集英社)がある。
恋愛バラエティ番組「私の何がイケないの?」(TBS)、レギュラー出演中。
専門ジャンルは、コミュニケーション、ことば、ライフキャリア、恋愛・結婚、若者と女性の生活意識、草食系男子、働き女子、ジェンダー、ファッション、サブカルチャー
180cm・63kgのO型。
趣味はテニスと初動負荷トレーニング、最近はサーフィンと山歩き。
好きな食べものは熱くて辛いもの。嫌いな食べ物は冷たくて酸っぱいもの。
《おいたち》
1973年
東京都江東区に生まれました。3人兄弟の末っ子。3800グラムあったそうです。
1979年
神奈川県海老名市に引っ越しました。急に田舎の子どもになります。カエルとかザリガニとかヘビとか焚き火とかしもやけとか。
1985年
栄光学園という、大船の山奥にある朴訥な男子が集う学校に入学。
1992年
東京大学に入学。テニスと片思いばかりの4年間を過ごします。
1996年
小さい頃から、本を読むことと作文が好きだったからか、角川書店に入社することができました。雑誌を作ったり本を編集したりと、多忙な毎日を送りました。
2002年
博報堂に転職。急に大きなビルに勤めるサラリーマンになり、ワクワクしました。
2007年
博報堂生活総合研究所で、生活者意識について調査。富裕層インタビューを「黒リッチってなんですか?」という本にまとめました。同年夏に独立し、おもにコミュニケーションやことばをテーマに執筆や講演。
2008年
「恋と仕事のキャリアカフェ」をスタート。「自由でしなやかな生き方・働き方」を広めています。
《恋と仕事のキャリアカフェ立ち上げの思い》
僕が最初の転職を経験したのは、2002年のこと。28歳の春でした。
それまでいた会社では、雑誌や書籍の編集に携わりとても楽しく働いていたのですが、「もう少しビジネス的なものに携わりたい」「大きな安定した会社で働いてみたい」「社風の魅力的な会社の一員となりたい」という思いから、友人・恩師にも支えられ、どうにか転職を果たすことができました。
ところが、期待に胸をふくらませて入社したものの、それまでとはまったく違う仕事の内容に、強い違和感を感じてしまったのです。当たり前と言えば当たり前ですが、頭では分かっていても感覚として、新しい会社で取り組む仕事の意義になじめませんでした。
また30歳を目前に控え、小さい頃からの夢、自分の人生で成し遂げたい目標へきちんと近づけているのだろうか?という焦りにも、同時にかられてしまいました。
そんなこんなで、せっかく転職したのに「自分の人生は、このままでいいのだろうか?」と悩み、異動や再転職を考えるようになってしまったのです。そんなとき、「キャリアデザインワークショップ」という社内研修を受ける機会がありました。
20代のうちはあまり先を見ることなく、楽しさと勢いで働いてきていたので、将来の働き方について改めて考えるようなことはほとんどなく、正直、その研修を目にしたときも「キャリア? 先のことは分からないし、考えたくもないし、キャリアアップとかそういうの関係ないんで」というぐらいの意識でした。
が、会社員人生初のピンチに際して、「試しに受けてみるか」と受講してみたわけです。
すると、「キャリア」という言葉に対する偏見がみるみるうちに消えていき、「その人の特性や価値観に合った働き方・生き方を設計し直す」という考え方に新鮮な刺激を受けました。
講師の高橋俊介(慶應大学)さんの流れるようなトークに触れ、さまざまなワークを通じて自分の価値観・夢・得意なスタイルなどを再確認し、「もう少しこの仕事でがんばってみようか」と自然に思うことができたのでした。
それが僕の、キャリアカウンセリングとの出会いです。
その後5年間、20代~40代の女性のライフスタイル・生活意識を研究する仕事に従事しその後、コラムニストとして独立。
同時に、「僕と同じように30歳前後で、働き方・生き方・夢について、考え込んでしまう人の悩みを聞き、アドバイスをしたい」
「働き方と必ずリンクしてくる「恋愛」や「結婚」も、トータルでひっくるめて相談できるような場所を作りたい」
という思いが強くなり、キャリアカウンセラーの勉強を始めました。
2007年、キャリアカウンセリングを恋愛に応用した独自の相談スタイルを確立、「恋愛×仕事カウンセリング」「ラブワークバランス」というまったく新しい考え方を掲げて、「恋と仕事のキャリアカフェ」をスタートさせました。
あのとき28歳の僕が味わった、目の前がスッキリとする感覚、ほんの少しでも気が楽になる思いを、なるべく多くの皆さんに体験してもらたいと思っています。
どうぞお気軽に、ご相談・お立ち寄りください!!
五百田 達成(いおた たつなり)
【働き女子との関わり】
僕がなぜ、「働き女子」のみなさんを応援したいと思うのか。その原点は、母親にあります。
僕の母は看護師をしていて、実に71歳まで現役を続けました。
僕が幼いころから、日勤・夜勤とフルタイムで働いていて、3人の子育てと両立するのに飽きたらず、通信教育で高校・大学課程を履修・卒業してしまうなど、そのパワフルさは子供の目から見ても驚異的なものでした。
また僕自身、社会に出てから、粘り強く働きつつも笑顔を忘れないタフな女性と数多く出会いましたし、個人的に、一緒に働きやすいのは女性とのことが多かったという面もあります。
そういうわけで、僕の中には根本的に「女性ってすごい」という気持ちが備わっていて、「働き女子のパワフルさ」を理屈抜きで信頼しているところがあります。
ところが、そんな日本の働き女子が置かれている現在の状況は、決して十分なものではありません。
今でこそ当たり前のように思われていますが、実は女性が働くようになってから、たかだか数十年しかたっていないわけで、日本社会は、企業風土としても社会全体としても従来のオトコ社会であることから脱けられず、働き女子にとってはまだまだの部分が多くなっています。
社会の変化とともに、恋愛や結婚に関する考え方も急激に変わりつつあり、今まさに「日本の女子」は、かつてないほどの、大きな大きな転換期・激動の時代にあります。誰も歩いたことのない道を歩くようなものですから、男性に比べて女性のほうが、心配になったり不安になったりするのは当たり前のことと言えます。
毎日の生活はそこそこ充実していて楽しいけれど、親や周囲やメディアからは、いろいろ言われて結構こたえる。
周囲を見渡しても、「なるほど~、こんな感じで生きていけばいいんだ!」と思えるような、女性の先輩がいない。「このままでいいのかな・・・」と不安は募るばかりです。
それでも、世間の目や自分の思いこみから自由になり、フェアな機会さえ与えられれば、恋愛でも仕事でも女性はもっともっと輝けるはず。僕はそう信じていて、現在おかしなことになっている日本が良くなるためには、それしかない!とすら思っています。
・「女性は結婚して子供を産んで」という価値観には染まりきれないけれど、「一生働く」というのもイメージしにくくて、つい「なんだかなあ」と目移りしてしまう
・小さいころから慣れ親しんできた生き方、がんばり方、男性との接し方になんとなく違和感を感じるけれど、かといってじゃあどうすればいいのかは分からない
「恋と仕事のキャリアカフェ」では、そんなみなさんの気持ちのコリを、しなやかにほぐして、丁寧に整えて、優しく励まします。そうすることで、本来必ず持っているはずの魅力を思う存分発揮してほしい、そう心から願っているからです。
働く女性の毎日を楽しくすることで、日本を元気にしたい。それが僕の思いです。
☆カフェルームには、他にもいろいろなメニューがあります!!☆
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