カテゴリー別アーカイブ: コミュニケーションコラム

未来の子供達に首をかしげられること。

未来の子供達に、

「それってなに?」と首をかしげられてしまうであろうもののひとつに、

「緊急連絡網」があると思います。

いま、学校などで使われているかどうか分かりませんが、

どれだけその仕組みを説明しても、

「うん、でも、それ、メーリスで流せばいいよね」

「え? なんで電話がつながらないの? 家にいない? だから?」

「だめじゃん、そんな大事なこと、伝言ゲームで伝えちゃ」

と、一蹴されることでしょう。

おっしゃるとおり、でもね。。。となぜか言い訳口調になってしまう、

大人達の顔が想像できます。

そのほか、恋愛面では、

夜中に好きな子の家にかける電話、

親に聞かれないようにこそこそとデートに誘う焦燥、

飲み屋で電話番号をメモに書き取る字のぐらぐらさ加減、

などなど、コミュニケーションツールの進化に伴い、

失われた情緒は、たくさんありますし、

これからも、まだまだ失われていきそうです。

ま、いいんですけどね・・・。

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森ガール:カツカツ系とペタペタ系

世の女子は「履いてる靴」で二分できると言った友人がいます。

いわく「カツカツ系」と「ペタペタ系」。

カツカツ系は、ヒールをカツカツさせる女子で、いわば、CanCam・エビちゃん系。

ペタペタ系は、ぺたんこの靴をぺたぺたさせる女子で、いわば、Olive・蒼井優系。

どちらが今旬かといえば、もちろん「森ガール」が流行語となっているように、

ペタペタ系です。

ですが、この森ガール、時代のキーワードとしては、それほど流行らないと見ています。

というのも、

数年前のエビちゃんブームにしろ、

最近のアゲ嬢ブームにしろ、

女性のファッションが社会現象レベルにまで持ち上げられるのは、

それが分かりやすくて、かつ、男性ウケするからであって、

でなければ、女性のファッションの流行という極めて微妙で繊細なものを、

テレビなどの旧来メディア(おじさんメディア)で取り上げるのは無理だからです。

その点、森ガール、

男ウケしない(少なくともおじさん達には)わ、

上級過ぎて(アイテム勝負のモテ系ファッションに比べて、高度かつ緻密かつ重層的です)分かりにくいわで、

とうてい、おじさんたちが取り上げたくなるような流行ではありません(端的に言うと、絵が地味です)。

mixiのコミュニティから火がついた、だとか、

草食系男子からウケがいい(実際、身の回りの草食系男子たちから、蒼井優はとても評判がいいです)、だとか、

時代のナチュラルな空気を反映、だとか言っても、なかなか苦しいでしょう。

もちろん、そんなことはまったくお構いなしに、

これからも森系のファッションは元気に増え続けるはずで、

それは、エビちゃんが去ってからCanCamがどうも元気がなさそうな反面、

Oliveなきあとおしゃれ上級者の支持を受けている、

「In Red」(と宝島社の雑誌シスターズ)が、元気な様子を見れば、分かります。

そもそも、こういうファッションの女子達は、テレビやおじさん達の言うことなんか、

昔から気にせず、ずっと自分たちが好きな服しか着てなかったわけで、

いまさら、「森ガールって言われても・・・」という感じでしょう。

流行りのワードや、カテゴリーにはめて理解しようとするおじさんたちと、

等身大のおしゃれを楽しむ女子との溝は、いつの世も深く遠く隔たっているのです。

恋と仕事のキャリアカフェ日誌

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これからは「情報の遮断」が、くる。はず。

WBC勝ちましたね。

初めてダルビッシュをちゃんとテレビで見たのですが、ずいぶんスライダーが曲がりすぎるピッチャーですね。

ともかく勝ててよかったです。

が、そこでふと考えるのは、仮に、昨日、WBCを録画しておいて、家に帰ってから楽しみに見ようとした人がいたとしたら、

帰宅までに「日本が勝った」ということを「知らないでいる」ことはほとんど不可能だったろうということです。

職場の同僚、友人からのメール、WEB速報、電車内のモニター、号外、他人の会話。

僕自身、ここ数年、大抵の番組(とくに民放)は、ハードディスクレコーダーで録画してからみるようになっているのですが(オンタイムでテレビの前にいても、録画を開始し、10分程度時間を置いてから、おもむろにCMをスキップして見始めます)、

スポーツやそのほかのイベント(M-1グランプリなど)を録画しておいて、夜、あるいは数日後に見ようと、がんばって情報を遮断することがあります。

数日間WEBに接さず、電車の中でも顔を上げず。それでも、つい油断すると、知りたくもないのに結果が目に入ってくる。メジャーイベントであればなおさらです。

とくに憎らしいのがキオスクで売られている夕刊紙の広告で、奴には何度も痛い目に遭わされました。

現代において、情報を検索・摂取することはとても簡単になりましたが、

これからは、「得たくない情報は得ない」というサービスやビジネスが注目されると、勝手な恨みを込めて試しに予言してみます。
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