カテゴリー別アーカイブ: 恋愛コラム

いくつになっても、恋する気持ち。

友人が運営しているNPO「田舎時間」の、農業体験ツアーに参加してきました。

その中で、ちょっといい話を聞いたのでご紹介します。

過疎化の進む地方の農家にとって、都会の若い人が泊まりにくることは、とてもうれしいことなのだそうです。

孫のような年齢の人と話すのは、それだけで元気になるし、うれしくなり、「寿命が伸びる」なんてことを言う方もいらっしゃいます。

ある、90歳ぐらいのおばあちゃんが独りで住んでいる家で、都会の人が泊まりに来ることが決まりました。

するとおばあちゃんは、途端にうきうきして、ふだんは一人暮らしということでさびれ放題にしている玄関をきちんと掃除したり、

ふだんはぼさぼさでほったらかしている頭にもかわいらしい色のスカーフを巻いたりして、傍目から見てもみるみる活発に元気になっていたそうです。

好きな人ができるということも似たようなことだと思いませんか?

毎日がうきうきして、体から力がみなぎってきて、ふだんはめんどくさいことでも、自然にやってしまう。

恋愛というと、ついつい、成就するかしないか、うまくいくか別れるか、そういうことばかりに目がいってしまいますが、

こういう、「心が華やぐ、浮き立つ、元気になる」という純粋な気持ちを大事にしたいですね。

その人のことを考えるだけで、表情がにやけてしまうような恋愛、みなさん、してますか?

恋と仕事のキャリアカフェでは、「ぎくっ! そういえば最近ときめきを忘れてるような。。。」という方の、恋の相談も随時受付中です!!
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写真は、今回お世話になった、石川県・穴水町の海です。
恋と仕事のキャリアカフェ日誌

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男はどうして仕事が好きなのか?

男にとっての仕事とは、「高校の部活」ではないかといつも思います。

一つの目的に向かって、主に男たちが寄り集まって、監督の指示のもと、一丸となって目的達成を果たす。

そのときには、意志は上意下達であり、犠牲はつきもの。それでも、チームが勝てばそれでOK。

むさ苦しかったり、先輩が後輩に幅をきかす(ホモソーシャルと呼ばれる日本独自の文化。テレビの中の吉本興業にもよく見られる)ところや、運動部に入って、インターハイを目指すだけで、親はなんとなく安心し、女子うけがいいところも似ています。

とおもえば、男たちが、「インターハイに出るまではつきあえない」などと変なことを言い出して、恋愛と両立しようとしないところもそっくりです。

「私のことはいいから、部活がんばって!」ではなく、「いやいや、当然、部活も私も両方見てよ」あるいは「一緒に国立競技場目指すか!?」というふうに、女性のメンタルが変わってきていることは、とてもいいことだと思います。

男子バレー部が、うまく混合バレー部に生まれ変われるか。今の日本企業の飛躍のカギはそこにあるように思います。
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藤原紀香と陣内智則の離婚。竹内結子と中村獅童の離婚。

陣内智則と藤原紀香が離婚しました。

「離婚の兆し」というような報道があったときに、僕が懸念したのは、「これで世の結婚観が逆行するといやだな」というものでした。

彼ら(というか、彼女たち)の結婚は、当初「格差婚」と言われ話題になりました。

これまで日本では、女性から見た「上方婚」(収入もステータスもときには身長も上)という結婚が一般的でした。それが最近では、女性のほうが収入が多いようなケースも、社会情勢を反映して増えてきています。

きらびやかで収入の高そうな女優と、うだつの上がらない(当時)芸人との結婚は、まるでそうした世間の傾向の象徴のように語られることが多かったわけです。

そのカップルが今回破綻したことで、「やっぱり男性が上に立つ結婚じゃないとうまくいかない」などと、世の女性たちが、保守的な結婚観に大きく揺り戻すのが懸念だったのです。

あの二人、そもそもそんなに格差婚でしたかね?陣内智則は、天然ぼけキャラが喧伝され、尻に敷かれている風なイメージでしたが、果たしてそうだったでしょうか?

実際に収入差はあったかもしれませんが、僕の目には、コンサバティブで男(おとこ)性の強い、女好きの大阪の男と、さばさばした中に女(おんな)性を秘めた神戸の女のひとというカップルに見えます。

結局、陣内智則の会見曰く、「浮気が原因だった」と聞き、それはもう、いわゆるなんというか、普通の結婚と離婚(不適当な言い方かもしれませんが)だったし、「格差婚が無理があったのだ」という論調にはならなそうで安心しています。

要は、あの二人は、「収入バランスがおかしかった格差婚だったから離婚した」いうことではなく、むしろ、普通(過ぎるぐらい普通)の夫婦が、夫の女遊びのせいでケンカして別れた、そういうことのよう思えるのです。(DVだのなんだのとメディアが喧伝する憶測はさておき)

ちなみに、男性の収入だけでやっていく結婚の形を支持する女性たちの多くが、「芸能人カップルは、女性にも経済力があるから、いやなことがあっても生きていけてしまう、別れてもやっていけてしまう、だから離婚が多いのだ」ということを指摘しがちです。

が。

経済力がないことでいやなことも我慢せざるを得ない、やって行かざるを得ない間柄って、なんかおかしくないですか?

中村獅童と竹内結子についても、竹内結子が浮気をした中村獅童をばっさりと切り捨てた、みたいな言われ方が当時なされましたが、

むしろ、離婚出来る経済力を保っていた(タレントという仕事でもそうでなくても)、しかもそれが自分の子どもを養えるぐらいに、というのは、むしろ眉をひそめるよりも、立派なことのように思うのですが、いかがでしょう?

恋と仕事のキャリアカフェでは、「そうはいっても、できれば離婚なんてしたくないじゃん!」という人に向けた、そりゃそうですよね、なるべく離婚しないための婚活相談、も受け付けています。
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